やってもうたらええねん。

1996年生まれ できるだけ悪口は書かない

二郎系ラーメンとスターバックスの共通点

一昨日、二郎系ラーメンが食べたくなり、家の近くの二郎系ラーメンを食べに行った。

普段全く二郎系ラーメンを食べないのだが、年に一回ぐらい食べたくなるタイミングがある。

スタバの抹茶フラペチーノも同じく、年に一回ぐらいは食べに行きたくなる時がある。

どちらも好きなのだが、ほとんど行かない。

 

天邪鬼の俺なので、あまり行かないだけだが、二郎系ラーメンとスターバックスは若い世代を中心に大人気である。

 

人気の理由は何なのかと、自分なりに検討してみた。

なんとなく、二郎系ラーメンとスターバックスの注文方法ではないかと考えた。

注文方法をあえてややこしくする事において、自分だけの特別な商品を頼むことができる。

この特別感という付加価値をつけ、消費者に満足感を与えているのではないかという事。

この二つは、自分がカスタムした満足感を低価格で享受出来る。

 

世の中には、この特別感を出している一般消費者向け広告が溢れている気がする。

家でも車でも金融商品でも。

真っ当な商売だけでなく、投資詐欺やマルチ商法なんかもこの特別感でブランディングしている。

誰でもあなただけは特別ですと言われると嬉しいものである。

 

自分が大学生の頃、大学の近くに家系ラーメンがあった。

確かに味も美味しいが、この家系ラーメンは特別感を出すのがめちゃくちゃ上手だった。

お客さんの来店回数に応じてランク付けをして、トッピングつける。

ここまでならどの店もやっていると思うが、そこの店長はランク付けされてない人の名前と顔を覚え、丁寧に接客し、特別感を出しおさまなかった。

飲食店はリピーターの数で決まるので、この営業方針が最適解だと思う。

今出川近辺で、ここの家系ラーメンは敵なしだった。

近隣に新しい店舗が出来ても半年経たずに潰れてしまっていた。

学生ながら、商売の厳しさを目の当たりにした。

捻くれている俺は、たまにこの家系ラーメン屋の収支を概算で考え、1日の利益を計算していた。

昔からこういう考察が好きなのである。

 

一般消費者向けの商売はした事ないし、今後する事もないとは思うが、特別感をどれだけ自然に出せるかが勝負なのではないかと考える。

二郎系ラーメンとスターバックスは、その辺が絶妙なので、売れているのだと思う。

 

俺は経済学もマーケティングも学んだことがないので、詳しい人があれば教えてください。

あくまで素人の私の考えです。