やってもうたらええねん。

1996年生まれ できるだけ悪口は書かない

20240125 友達の話(みやた編)

今日は新宿付近の業者に挨拶回り。

タイミングがよかったので、昼休みに韓国旅行帰りのみやたと松屋で牛丼を食べて、ベローチェに行った。

みやたというのは、厳密に言えば大学の後輩なのだが、今でも仲良しの同級生A君の豊橋の幼馴染であるので、友達の地元の友達にあたる。

簡単に言えば友達。

みやたというのは、中々面白い人生を送っており、将来の夢が叶ったら自伝でも書けばええやんとずっと言っている。

みやたは、割と俺の人生に影響を与えた1人でもあるし、盟友だと思ってる。たまに腹立つしムカつくこともあるけど。

あと単純におもろい生き方してるので、紹介したいと思う。

 

みやたとの出会いは2017年3月、セカステ(野球サークルの大会)の帰りの京都駅のオリックスレンタカーの横断歩道を渡ったところで出会った。

今は丸くなりかなり好青年感が出ているが、初めの印象は田舎のヤンキー。眉毛が糸ようじぐらいしかなく、タイロン•ウッズがつけるような金色のネックレスをしていた。

みやたは高校中退後にホストとキャバクラの黒服•ラーメン屋副店長•ガソリンスタンド店員を経て、勉強して高校卒業認定をとり、同志社に入学。

卒業後は東大のロースクールに入学し、昨春卒業している。

俺はレールに乗った生き方をしているタイプなので、みやたの境遇に関心を持ち仲良くなった。

この時は友達の1人みたいなもんで、2人で遊ぶみたいな事はなかったが、俺が2年生の冬ぐらいからちょくちょく2人で今出川のサイゼにいくようになり、共通の友達のA君やT君やRちゃんと遊ぶようになった。

3年生になってからは船岡温泉に週2ぐらいで通い、週5ぐらいで遊んでた気がする。

ちなみに俺のエントリーシートの自己PRを書いたのはみやたである。

就活の時期も色々アドバイスしてもらった。

みやたのすごいところは理解力と集中力であると考えている。

おそらく奴の頭の中にはパターンが数多くあり、その中で早く最適解を出すのだと思う。俗にいう頭の良さが抜けている。頭の構造が一般人とは違うと思う。

みやたの理解力の部分は、俺にも弊害があり、俺の拙い説明でもみやたには伝わるので、こんな説明でええんやとつい最近まで思っていた。

俺の口下手•説明下手の原因はみやただと思う。

集中力に関しては、たまに勉強してるところを見かけたが、勉強している姿は漫画のようなオーラを放っていた。図書館でラストイニング読んでた事もあったけど。

野球に関しても人を驚かせることが多々あった。

ちなみにみやたは16種類の変化球を操り、ギネス記録に認定されている。知らんけど。

それは冗談として、ある日みやたとT君と3人で遊んでいた時、みやたは急にスライダーを磨きたいと言い始めた。

おれは知らんがなと思いながら聞いていた。

T君は野球がめちゃくちゃ上手く、野球をとったらカラオケの上手さしか残らないような野球バカ

なので、2人はスライダーについて朝まで語っていた。俺は途中で帰った。

その日からダルビッシュオリックスの山岡のスライダーの動画を研究し、練習を重ね、パワプロで言えばレベル6ぐらいの中々凄いスライダーを身につけた。

体は強かったが、体格にも恵まれてないし、運動神経もそこまでいいとは言えなかったが、イメージを頭の中で整理して再現する能力が高すぎる故に生まれたスライダーだと俺は思っている。

要はアウトプット能力だ。

あれは身体能力どうこうより頭の良さの産物である。

そんな野球人みやたは数ヶ月後の試合でフェンスに激突し靭帯を断裂して帰らぬ人となった。

 

おれもみやたも頑張ることが好きなので、そこはお互いブレずに歳を重ねていきたい。

みやたは残念ながら司法試験に2点差で落ちてしまったが、今年も頑張るらしい。

失敗が多い人間の方がおもろいし、失敗しない=挑戦してないってことやから俺は逆によかったんじゃないかな。

これからも違うフィールドでお互い頑張っていきたいしたまにムカつく時もあるけどいい友達を持ったなと思っている。